Not On Label
Format: Cassette Tape
まずはじめに、タイトル"Out There"というワーディングが纏うオブスキュアで抽象的が質感、裏腹に汎用性が高く馴染み深さもあるこの言葉とのコントラストは、JAZZへのオマージュや背景、言語化が難しいというよりは感覚的な解釈でBLOWすべきそれである。
WOOD VIBRATION的木目、年輪のような不揃いの波紋を思わせるクラリネットの残響と、水面や葉の揺らぎに似た金属音が浮遊する。無論、そこには土の香りもあるが、ほのかにエレクトロニクスの拗れや粒子的ノイズが、シンプルな座組ながら複雑さと奥行きを与え、はっきりとした輪郭をあえて失った妙な立体感とサウンドスケープが現れる。
咀嚼の仕方によっては、イーサリアルまたは幽玄的なところへも誘われるオーガニックトリップミュージックの側面も。
深みと流れのあるアルバム構成であるため、じっくりと没入型のリスニングもできるが、微かな音量で漂わせるアンビエンスな鳴らし方でも繊細に空間と溶け合う、MEDITATION MUSICである。
Liner Notes
written by biwa
Art work by Es kasai
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